ケガをして思う

ケガをしてまず最初に思い浮かぶこと。

 

アスリートであれば目標にしていた大会などに

 

出場できるかどうか。そしてその状況で記録が

 

残せるかどうかが一番のポイントとなるだろう。

 

なにせアスリートはそれで飯を食い、家族を

 

養っているからだ。トップ選手であればあるだけ

 

注目度も高く、周囲の期待を一身に受けて日々の

 

レーニングを行っていることだろう。そんな

 

状況の中で、意図せずケガというものは発生してしまう。

 

ケガをしないからだづくりを行うこともプロのアスリートの

 

仕事といえばそれまでだが。

 

翻って一般の、例えば市民ランナーを引っ張り出してみる。

 

プロのアスリートと同じく多くは家族や自身の生活を

 

支えるために仕事をしている。朝早くから(あるいは暗闇と共に)

 

労働し必死になってこの社会の中で戦っている。

 

ここで違いを出してみる。一つはプロのアスリートは仕事上

 

(マラソンランナーであれば練習において)でのケガがつきものだ。

 

対して市民ランナーは、仕事上でのケガも大いにありうるが

 

市民ランナーという立場において練習中にケガをすることも

 

多いのではなかろうか?

 

アスリートはその競技自体が仕事な為

 

万が一ケガをしてしまったらまた競技に復帰するために

 

ケガの回復に努めるのが一番の近道となりそうだ。また

 

そうすることが周囲の人にとっても一番だと思う。

 

対して趣味で(例えばマラソンをする市民ランナー)競技を

 

行うものにとって、ケガの回復を優先したい状況は一緒だろう。

 

なにせ痛みがあり、このままでは競技に集中して取り組めないから 

 

早く治したいに決まっているが、優先順位がプロのアスリートと違う。

 

例えば先日肋骨を骨折したかもしれないが医者から折れてないよ

 

なんて言われて、でも痛いのにどうしたらいいのかわからず

 

露頭に迷ってる某市民ランナー(俺)はこの痛みを無くすため

 

本来は絶対安静が競技復帰への最短距離だとわかっている。

 

しかし、社会がそうさせてくれないのだ。俺の役割は明日

 

朝早くから労働を行いその対価をもって家族を養い、余暇で

 

ラソンを楽しむ。あくまで「市民ランナー」なのである。

 

こんなわかりきったことを書いてる時点でお前まだまだ

 

ガキんちょだななんていわれると思うけど、ケガをしてみて

 

思うように体が動かないことに対して

 

いろんなことを考えさせられたこの2日間。

 

痛み止め飲んで、仕事頑張って、週末の勝田で

 

走れることを願うのみ。

 

あー、痛いの痛いの飛んでいけ!